不二越(本社・東京都港区東新橋1丁目9番2号、坂本淳代表取締役社長)が富山市の富山事業所内でかねて計画する「(株)不二越ロボット第3工場新築工事」は、清水建設に決定し、このほど起工式が行われた。
建設規模は、S造平屋建て約6000平方メートル。小型ロボットの生産工場を新設し、生産体制を強化を図る。
工事場所は同社生産拠点の一つである、同市不二越本町1丁目1番1号の富山事業所内。
年内の稼働開始を予定している。
設計は、ビートープ(富山市)が担当。
同社が19日に公表した(第136期)18年11月期の事業報告によると、需要の拡大が期待できるロボット事業に軸足を置き、「世界のものづくりを先進のFAシステムとメカトロニクスで革新する」を中期的なスローガンに、営業・サービス、製造・調達、研究開発の各面で体質を強化していく、としている。
なお、滑川事業所内のカーハイドロリクス第4工場(施工=清水建設)は、9月末の完成が予定されている。