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建設経済新聞社
2019/02/22

【京都】阪急京都線高架下に集会場 3・8億予算化、7月着工

 京都市は、31年度当初予算案の洛西口〜桂駅間プロジェクトの推進に3億8330万円を計上。阪急京都線の両駅間の高架下に「子育て応援」や「地域交流」をテーマとする公共施設(集会場)を新築する。
 京都市と阪急電鉄は27年12月に包括連携協定を締結し、阪急京都線洛西口駅付近の連続立体交差化事業(鉄道高架化)で生み出された高架下の延長約1q(幅約10m)、面積約1万1200uの空間を活用するプロジェクトを進めている。
 阪急電鉄は洛西口駅北側の第1期エリアを先行整備し、TauT(トート)阪急洛西口として30年10月に12店舗を開業した。
 高架下用地のうち公共利用することができる15%について、市はプロジェクトで実施したワークショップ等の結果を踏まえ、市民ニーズの高かった子育て応援や地域交流をテーマとする公共施設を新築する。
 計画地は高架下の中央付近の京都市西京区川島五反長町17−2他の敷地613・84u。規模はS造平屋建、319・76u(建築面積323・30u)。建築物の高さは4・20m。
 着工予定は7月1日、完成予定は32年2月14日で、32年度の供用開始を目指す。
 設計は内藤建築事務所(京都市左京区)。