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　福井県造園業協同組合（事務局・坂井市丸岡町楽間）の第４６回通常総会は１８日、あわら市温泉の「まつや千千」で開催された。任期満了に伴う役員改選で向富美吉氏（向農園、あわら市）が新理事長に就任したほか、１８年度事業報告や１９年度事業計画など５議案を審議し、すべて了承した。
　土井直紀元理事長（土井造園土木代表）が冒頭に挨拶。昨年度事業受注額を継続し、人材育成と技術技能の継承発展に取り組む意向を示した。
　１８年度事業報告によると、機関誌「造園だより」の発行配布、技能向上や安全衛生に向けた各種講習会の開催、相談業務への従事、地域団体や一般県民に向けた教室への講師派遣、造園資材の委託販売、県青年技能者大会へ参加などの事業に取り組んだ。
　１９年度は雇用改善や組合加入の促進、関係団体との連携などにより活性化を図る。各種保険や退職金加入の促進、親睦会開催で福祉向上も併せて行う。技能士会の活動助長と技能士の位置づけ促進や継続教育ＣＰＤ制度の活用、登録造園基幹技能者受講促進、訓練指導員資格取得啓蒙、ワーキング圃場における緑化木の販売促進（経営改善策）などにも積極的に取り組む方針とした。