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　霧島市は２０１９年度一般会計当初予算案を発表した。総額は前年度当初比３．４％（18億９０００万円）増の５７７億円となる。普通建設事業費には同18．６％（10億６５８７万９０００円）増の67億９０２８万８０００円を計上。光ブロードバンド整備（事業費９億７２０９万３０００円）と国民体育大会準備関連（同８億７６０万８０００円）が主な増加理由。また、敷根清掃センターでは、建て替えに向けた測量、敷地造成設計のほか、基本構想・設計などに事業費９２５９万円を盛り込んだ。

　清掃センターは、20年度にＤＢＯ方式で公告し、21年度に本契約、24年度末の施設完成を目指す。建設予定地は、既存施設の周辺で、焼却炉方式はストーカ炉。同センターの対象地区は国分・隼人・福山・霧島・溝辺の５地区で、処理能力は１６２ｔ／日（81ｔ×２炉）。
　光ブロードバンドは、民設民営による光ファイバ網を設けるため、基盤整備費用の一部を支援。人口密集地である霧島、牧園（丸尾、宿窪田地域）、横川の３地区から開始。第２期で牧園（万膳・安楽地域）、横川（山ケ野地域）、隼人（嘉例川地域）を進め、21年度までの４期で完了を予定している。
　国体関連は、馬術競技会場の本部棟や厩舎などに事業費５億４１２７万円、会場施設に同２６１２万円を予算化した。
　牧園総合支所は、21年度の供用開始を目指し本体工に入る。規模は約１２００�uを想定。建築を含む事業費３７９０万円を盛り込んだほか、20年度までの債務負担行為として、限度額６億７５７０万円を設定した。
　道路関係では、山崎線で道路改良（１１７ｍ）や用地買収を実施。また、県道国分霧島線から国分市民プール前までの区間（Ｌ１５０ｍ×Ｗ16ｍ）の測量を行う。
　学校関係では、向花小学校の屋内運動場（ＲＣ造２階建６０１�u）大規模改造や宮内小学校（８号棟）の屋上防水改修などに工事請負費１億７６８０万円、日当山中学校の校舎大規模改造に同３億８２７７万円を充て継続する。