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滋賀産業新聞
2019/02/21

【滋賀】湖南市の2019年度当初予算案

 湖南市は19日、一般会計209億8800万円、特別会計96億2526万円、企業会計55億2051万円―からなる総額361億3377万円の平成31年度当初予算案を発表した。25日開会の3月定例議会に上程する。
 対前年度当初比を見ると、一般会計は0・6%(1億2200万円)減、特別会計は1・3%(1億2066万円)増となり、企業会計は、水道事業会計の資本的支出が1億4545万円(20・6%)減の5億6047万円、下水道事業会計の資本的支出が2039万円(0・6%)減の16億9021万円―などにより、企業会計全体で1億9853万円減額し、総額55億2051万円となった。
 普通建設事業費は、13億7601万円を計上。昨年度より6億3273万円縮小された。学校施設の空調設備整備事業等が減少したことや、庁舎整備事業を実施している期間は、新規事業への投資を抑えているために減少となっている。継続事業としては、庁舎整備事業における実施設計業務委託、中央まちづくりセンター解体工事等を予算化。また、三雲駅及び石部駅周辺整備事業を着実に進めていくとともに、道路事業については、市道甲西美松線の新設改良や道路橋梁の長寿命化及び維持補修に対し優先的に予算化している。
 予算の編成にあたっては、『未来を見据えた人づくり〜環境づくり、まちづくり〜元気にいきいきと安心して暮らせるまちを目指して〜』を基本テーマに、人口減少に歯止め、若々しいまちの実現を目指し、地域で支え合う子育て環境、暮らしやすい住環境の実現、地域の活力創生のため、地域再生計画に含まれる事業に要する経費を、「きらめき・ときめき・元気創生〜総合戦略推進枠」に盛り込み、積極的に推進する。また、市民の暮らしと安全を守り協働の防災対策を推進する「セーフティコナンの推進」、心豊かな社会、地域を形成するため「官・民パートナーシップ推進」に取り組み、それぞれの目標の達成に向けて着実な施策の展開を図って行くとしている。
 主な事業は、平松保育園から南下し、美松広場までの約612bのうち、276bを対象とし、車道2・75×2車線、路肩0・75b、保護路肩0・5b、歩道2・5b×片側―の、全幅約9・25bの新設道路を整備する市道甲西駅美松線道路新設事業費2億5000万円を見込んだ。その他、三雲駅周辺整備事業費として1億1143万円、保育施設等補助事業費1億9006万2000円、庁舎整備実施設計業務費・まちづくりセンター解体工事費を含む庁舎整備事業費2億6199万円、石部駅周辺整備事業費1471万円―などの予算化を図る。
 また同日、一般会計を6億6597万円減額する3月補正予算案も公表した。

提供:滋賀産業新聞