多治見市は、多治見運動公園再整備としてテニスコートを増設するとともに運動広場の整備などを行う。これに向けて2019年度に現地調査を含めた概略設計を行い基本計画をまとめ、20年度に詳細設計を委託する。工事は21〜23年度の3カ年で完了させる見通しだ。概算工事費は約5億2000万円となっている。
工事の内容はテニスコートの新設と廃止、運動広場、多目的広場の整備など。
テニスコートは、同公園の東側に砂入り人工芝タイプの8面を新設する。コートと高さの違いを設けた観覧席を整備する他、クラブハウスを兼ねた管理事務所を設置する。
運動広場は、サッカーやソフトボールの遊び場として活用されている1万1450平方bの土地を快適に使えるように、土の入れ替えや不陸修正、排水能力の向上を行う。また併せて老朽化が進む既存の部室を、建て替えや改修してリニューアルするとともに、広場の利用者用トイレを新設する。
多目的広場は、既存の第2テニスコート(約4000平方b)を廃止し、改修してバスケットやミニサッカー、インラインスケートなどができる広場にする。また同公園内にある星ケ台競技場利用者のアップの場所としても活用する。
現段階では、概算工事費を約5億2000万円としている。内訳はテニスコート8面に2億円、クラブハウスなどに1億円、運動広場に5000万円、同広場のトイレに2000万円、多目的広場に1億円、その他の付帯工事に5000万円と見積もっている。
工事の内容や費用については、今後設計の中で詳細を詰めていく。
財源は、社会資本整備総合交付金やスポーツ振興くじ助成金を活用する他、スポーツ振興基金も取り崩す考え。
同公園の所在地は星ケ台3ノ19。
提供:
建通新聞社