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滋賀産業新聞
2019/02/19

【滋賀】草津市の2019年度当初予算案

 草津市は18日、2019年度当初予算案を公表した。一般会計規模は過去最高額であった17年度に次いで過去2番目の526億円で対前年19億円(3・7%)の増。投資的経費は11億円減の78億9200万円。特別会計340億4800万円を合わせた総額では866億4800万円となりこちらも過去2番目の規模。25日から3月25日まで開かれる2月定例市議会に上程される。
 第5次総合計画が目指す「元気とうるおいあるまち」の実現と「市民協働」の推進を念頭に、職員各自の英知を結集し限られた財源を5つの重点施策と4つのリーディングプロジェクトへ戦略的に配分した。
 重点施策ごとにみると、「防犯・安全のまちづくりの推進」では、マンホールトイレ整備や、通信環境の強化に取り組む。「教育の充実」では、「仮称・草津市第2学校給食センター」整備に向けた用地費、松原・新堂中学校武道館、老上中学校グラウンド他の大規模改修費―などを計上。
 「子育て支援の充実」では、玉川・常盤・老上・笠縫の認定こども園4園の整備費や民間保育所の新設と既存定員拡充・小規模保育施設整備―について補助金措置を図り、10月からの幼児教育無償化を考慮し環境整備を推進する。「高齢者福祉の充実」では、特別養護老人ホームの整備補助など。「スポーツ健康づくりの推進」では、24年の国体会場となる(仮称)草津市立プール整備に係る用地取得費等を計上。
 また、総合計画リーディングプロジェクト「“健幸都市”づくりの推進」では健康経営優良法人認定事業など。同「“まちなか”を活かした魅力向上」では、(仮称)市民総合交流センターの施設購入費と建設モニタリング(20年度債務負担)、北中西・栄町地区市街地再開発事業補助金、草津川跡地公園整備費・運営費などを計上。同「コミュニティ活動の推進」では、志津まちづくりセンター改築工事費など。
 このほか、湖南福祉圏域重症心身障害者生活介護施設の整備補助、大江霊仙寺(南笠工区)整備費、ロクハ浄水場/北山田浄水場の耐震補強費、馬場山寺基盤整備基本設計費―など計上した。

提供:滋賀産業新聞