豊川市は、小坂井地域交流会館(仮称)整備などを盛り込んだ2019年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度当初比2・4%増で過去最高の622億9000万円となった。このうち、普通建設事業費は、同2・8%減の75億3236万円を計上した。
特別会計は同23・3%減の188億0260万円。企業会計は、公共下水道事業特別会計が移行するため、同34・9%増の308億7936万円となった。これらを合わせた予算総額は同3・5%増の1119億7196万円。
建設関係の主要事業では、小坂井地域交流会館(仮称)整備事業で4億5770万円を投じ、19年度から2カ年度で整備を行う。愛知御津駅周辺まちづくり整備事業に2703万円を計上、JR愛知御津駅の南北自由通路と駅前広場の検討を進めるため、基本設計などに着手する。また、同駅への交通の利便性向上を図るため、御津為当線整備事業で道路詳細設計と用地取得などに2517万円を盛り込んだ。
この他、三河臨海緑地避難用高台整備事業に6000万円、防災センター整備事業に8億1809万円、陸上競技場夜間照明塔設置事業に6000万円、地区市民館施設整備事業に7218万円、橋梁長寿命化対策事業に1億3986万円、市内道路整備事業に3億8174万円、プラネタリウム機器更新事業に1億6885万円を計上した。
教育施設では、大木・一宮西部保育園統合事業に5億4020万円、民間保育所建設費補助事業(3園)に4億8771万円、保育環境対策事業に3832万円、小中学校環境対策事業に2億8332万円、小坂井東小学校校舎改修事業に2億7390万円などを盛り込んだ。
豊川西部土地区画整理事業特別会計では、都市計画道路築造(姫街道線・大池線)などに1億0530万円。豊川駅東土地区画整理事業特別会計では、都市計画道路築造(姫街道線)などに9315万円を盛り込んだ。企業会計の下水道事業では公共下水道汚水管渠整備事業に13億0395万円、雨水管渠整備事業に1億8687万円を計上した。
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建通新聞社