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建設新聞社
2019/02/15

【東北・福島】UR都市機構が双葉町中野地区の復興産業拠点造成を公告

 UR都市機構宮城・福島震災復興支援本部は14日、福島県双葉町で復興産業拠点を造成する「双葉町中野地区一団地復興再生拠点基盤整備(その2)工事」と「同(その3)工事」を一括で公告した。当初契約分のその2工事と、契約予定分のその3工事を1件の工事として発注する枠組み協定型一括入札で、施工体制確認型総合評価方式・タイプBを採用している。
 申請書と資料は3月6日まで、入札書は4月8日まで受け付け、開札は同10日14時に行う。
 参加資格は単体か2社による復興JV。単体は福島県内に本店か営業所がある土木工事A等級で、2003年度以降に福島県内で元請として完了した土木工事の実績があること。JVの場合は土木工事A等級とB等級の組み合わせとし、代表者は福島県内に本店があること、また構成員は福島県内に本店か営業所があり03年度以降に福島県内で元請で完了した土木工事の実績があること。
 この工事は双葉町中野地区の一団地復興再生拠点市街地形成施設事業に係る敷地造成と道路などを施工するもの。工事概要は整地土工として掘削16万3700立方b、盛土計39万6900立方b、道路側溝4070b、舗装1万8300平方b、上水道Φ75_b〜150_b2600b。施工地は双葉町中野舘ノ内ほか地内。工期はその2工事が2020年9月30日、その3工事は21年2月5日。
 なお、設計はURリンケージが作成。その1工事は田中建設・前田建設工業復興JVが担当。
 総合評価における簡易な施工計画は▽盛土材や現況地盤の特性を踏まえた宅地の品質確保について@品質確認方法A複数の盛土材を使用した締固め管理方法B圧密沈下の管理方法▽19年3月設置予定の中野地区工事安全協議会を踏まえた円滑な工事推進と安全確保について@関連他工事に対して必要な調整項目A本工事を効率的かつ効果的に進める提案B調整結果を確実に現場へ反映させる工夫。

 提供:建設新聞社