福井県は2月補正予算案で、「一時集合施設等への放射線防護対策事業」として11億400万円を計上した。
整備対象は嶺南地域の4施設。
原子力発電所近隣の住民らが原子力災害時に利用する一時集合施設などにおける放射線防護対策(換気設備や窓・扉の気密性向上など)を支援するもの。
新年度の補助対象としては、一時集合施設が、小浜市市民体育館、敦賀市立体育館、美浜町農村婦人の家の計3カ所。一方、対策拠点施設に関しては、おおい町役場の1カ所のみ。
また、前記の一時集合施設3カ所に関しては、今回の補正分の備蓄・資機材整備の対象施設にもなっている。