刈谷南北縦貫道路(01―40号線)の整備を進める刈谷市は、JR東海道本線逢妻駅の西側で、同本線をオーバーパスする道路橋の下部工に、2019年度から着手する予定だ。予算の確保などが順調なら、同本線南側の橋脚3基を築造する。
計画によると、道路橋の全体延長は600b。全幅員は11b(片側歩道3・5b含む)。このうち橋梁部の橋長は288b。橋梁タイプは、中央の跨線部が3径間連続グレーチング床版鈑桁、南側一般部が5径間連結プレテンションPCT桁、北側一般部が3径間連結プレテンションPCT桁を予定している。
設計はトーニチコンサルタント中部支社(名古屋市中区)が担当。
市は、JR東海に委託予定の跨線部と南北側直近の橋脚各1基などについての協議を進めていく方針。
01―40号線は、起点が境大橋東の中手町3丁目の国道155号から、終点を熊野町6丁目の県道刈谷大府線までとする延長1600b、幅員11・5b(片側歩道3・5b含む)の道路。
同事業は、市内の南北地域間の交通円滑化と市街地への交通抑制で、慢性的な交通渋滞を緩和することを目的に、バイパス機能を担う幹線道路を整備する。
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建通新聞社