福井市中央1丁目のJR福井駅南側で計画される「駅前南通り地区市街地再開発事業」は、順調に行けば、年内にゼネコンら事業協力者を選定する見通しだ。
同地区では18年2月に市街地再開発準備組合が発足。福井駅の西口一帯における「南の玄関口」として、「食と健康のストリート」をコンセプトに、楽しく散策できる健康生活拠点の創出を目指している。
対象エリアは、「福井市中央1丁目10番地地区優良建築物等整備事業」の南側を1ブロック(約1500平方メートル)、駅前南通りの東側で「ハピリン」の南側を2ブロック(約1360平方メートル)、1ブロックの南側を3ブロック(約2860平方メートル)と位置づけ。
整備の方向性としては今のところ、1ブロックが地場産品による産直市場・飲食街、2ブロックが健康な生活を支える医療・子育て支援施設、3ブロックが温浴施設を核とする健康関連の施設やマンション、駐車場。
19年度内の都市計画決定を予定しており、23年春の開業に向け、21年度から解体や建設工事に取り掛かる見通し。
コンサル業務はアール・アイ・エー(名古屋支社)が担当。