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日本工業経済新聞社(群馬)
2019/02/08

【群馬】利根沼田地区公共工事安全対策推進協議会が2月7日、安全対策研修会を開催

利根沼田地区公共工事安全対策推進協議会(小野光明会長)は7日、建設工事の安全対策研修会を開いた。当日は県建設業協会沼田支部の会員など約100人が参加し、安全への思いを再確認した。
冒頭、県沼田土木事務所の大塚雅昭所長は「働いている方の安全が最優先。本日の研修会の内容を参考にして、今後の工事に役立ててほしい」と述べた。
沼田労働基準監督署の芳賀裕署長は「KY活動などが徐々に浸透してきていて、安全意識は高まっていると感じている。今後も安全管理への意識を常に持ち続けてほしい」と呼びかけた。
県建設業協会沼田支部の青柳剛支部長は「労働災害を防ぐためには、このような研修会などを通じて、安全に対する注意喚起をきめ細かく続けていくことが大事。安全への思いを再確認する有意義な研修会にしよう」とあいさつした。
その後、管内企業3社が工事を行う際に取り組んでいる安全対策について紹介。報連相の徹底を作業員同士で行っていることや、毎月初めに社内会議を開催し安全目標を発表すること、熱中症対策として、経口補水液や塩飴、冷却材などを現場事務所に常備していることを発表した。
沼田労働基準監督署の藤井信二産業安全専門官は建設業における災害事例について詳しく説明し、参加者は安全への意識を高めた。