曽於市は、学校給食センター基本計画(案)をまとめた。施設規模はS造2階建2300u(敷地7000u)程度で、一日当たり約3000食の提供を想定。候補地として旧末吉農業改良普及所跡地を挙げ、事業費は約12億円と算出した。岩川小の移転新築完了(2021年度予定)以降に計画する末吉小の改築前に着手する考えで、約4年間で事業を進める方針だ。
候補地は、市内の全小中学校(小学校20校、中学校3校)で調理後2時間以内に食事できるなどの配送条件や、法的・環境条件、敷地形状等に適合することが必要。候補地案に挙げた同跡地は、県からの譲渡を受け、用途指定もあるため、利活用に向けては協議・検討しなければならない。
整備スケジュールは、用地選定や財政計画など事前準備のあと、1〜2年目に基本・実施設計、厨房機器業者選定、3〜4年目に本体建設を行い、最終年の2学期の供用開始を想定している。
工事発注方法は、@建設・設備・厨房分離発注A建設・厨房分離発注B建設・設備分離発注C建設・設備・厨房一括発注−などで検討する。