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　多度津町は、新庁舎建設に伴う基本・実施設計業務を公募型プロポーザル方式で委託するため、審査の結果、委託候補者に山下設計関西支社（大阪市中央区）を特定した。
　業務期間は基本設計が２０１９年３月25日、実施設計が11月30日まで。
　審査委員会の講評によると、さまざまな形での利用が可能な平土間の「たどつホール」、吹き抜けエントランスによる交流などとホール棟部分を有効活用するフレキシビリティを持たせる他、屋上を駐車場として低層化する―などの同社の提案が評価された。
　委託候補の次席者は昭和設計（大阪市北区）、審査の対象は計４社だった。
　基本計画によると、耐震構造の庁舎棟（４４００平方�b）とホール棟（１２００平方�b）の予定工事費は約30億４０００万円（新庁舎、駐車場、付属棟、外構整備）。建設予定工期は20年２月〜21年３月。建設地はＪＲ多度津駅の東側にある町有地（パーク・アンド・ライド駐車場の北側）約５８００平方�b。
　基本計画は新企画設計（松山市）、基本・実施設計策定支援業務（ＣＭ業務）は明豊ファシリティワークス（東京都千代田区）が担当。


提供：建通新聞社