敦賀市は6日、金ヶ崎町地係「人道の港敦賀ムゼウム新築工事」を制限付き一般競争(事前審査型)で開札し、5億6850万円で敦賀協栄建築・増永組特定JVに落札した。
工事概要はS造2階建て延べ1214平方メートルの資料館新築。工期が20年3月27日まで。設計価格に5億7056万3000円を設定していた。
市議会3月定例会での工事請負承認を目指している。
北陸新幹線敦賀開業に伴う受け皿づくりとして金ヶ崎周辺施設整備計画をもとに、明治後期から昭和初期にかけて、敦賀港が繁栄していた頃の金ヶ崎地区の象徴的な建物棟を復元する。復元対象は、▽税関旅具検査所▽敦賀港駅舎▽大和田回漕部▽ロシア義勇艦隊―の4棟となっている。
建築の実施設計は橋詰設計が担当。
20年度中のリニューアルオープンが予定されている。