澁谷工業(金沢市)は7日、2019年6月期第2四半期の決算発表の中で、同市大豆田本町地内において約5億円を投じて「(仮称)本社立体駐車場新築工事」を計画していることを明らかにした。澁谷弘利社長は「4階建てで360台が収容できる」などと説明した。
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計画によると、建設規模はS造4階建て延べ6410・06平方メートル(建築面積1771・79平方メートル)。場所は同市大豆田本町甲176ほかで敷地面積は2617・10平方メートル。設計は石橋建築研究所(同市)が担当。4月に着工し、11月の完成を予定している。
澁谷社長は今回の立体駐車場建設について、「従業員が近隣で駐車場を借りている。まだ、社員全員に対応できないため、近いうちにどこかで用地が取得できれば、さらに駐車場をつくりたい」との考えを示した。
このほか、今期の設備投資に関して、期初に総額56億円を想定していたが、9億5000万円減の46億5000万円になるとし、若宮医療器工場の完成が約2カ月ずれ込み、完成は来期になるとした。