一般社団法人・滋賀県建設業協会(桑原勝良会長)は、近江八幡市で確認された豚コレラに関して、滋賀県からの「家畜伝染病発生時における防疫対応に関する協定」に基づく協力要請に、速やかに対応。5日深夜から7日午前7時ごろまでに昼夜を問わず作業した。
豚コレラ感染の可能性の連絡は、滋賀県から5日深夜に同協会東近江支部にもたらされ、同支部では同日深夜より日野町の埋却地において埋却溝の掘削を開始。また6日朝には、滋賀県から協会本部に対して正式に協定に基づく協力要請が行われ、本部では直ちに正副会長が協会本部に立ち上げた災害対策本部に集合し、即時に対応を開始。また東近江支部では県東近江農業農村振興事務所の依頼を受けてテント、長机、パイプいす、ストーブなどの資機材を調達する一方、近江八幡市の農場には約40名、日野町の埋却地には約20名がマグネット車、ダンプ、レッカー車、トレーラー、バックホー、クレーン、重機などとともに出動。7日午前7時ごろまでの夜通しで無事、とりあえずの作業を終えた。引き続き要請されている関連作業に入っている。
提供:滋賀産業新聞