全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　金沢市は５日、みどり２丁目地内「緑住宅建設工事第４期（建築工事）実施設計業務委託」を、１５１９万３６６０円でＭＡＣ建築研究所に落札決定した。１日開札分。
　業務内容は緑住宅建設工事第４期（建築工事）に係る実施設計一式。建設規模はＲＣ造４階建て延べ約３０００平方メートル（１棟）。住戸数は４０戸（２ＤＫ：３ＤＫ以上＝１：１程度）。直接工事費概算額は約５億２９００万円。委託期間は３月２９日まで。
　緑住宅において耐震性が不足している５階建て住棟（７０年〜７４年竣工）を現在地で順次建て替えるもの。第４期ではＦ４棟（ＲＣ造５階建て延べ１５９６平方メートル、３Ｋ３０戸）およびＦ５棟（同１４７６平方メートル、２ＤＫ３０戸）を建て替える。
　建て替えでは、隣接する２棟を１棟に集約するとともに、景観や高齢世帯の避難などへの配慮から５階建てを４階建てにし、エレベーターを設置。空き家の発生抑制および管理の適正化に向け、戸数を縮減する。市は来年度に既存の解体工事に着手したい考えである。

第３期は来月完成／計４１戸、４月から入居

　金沢市は、現在工事が大詰めを迎えている緑住宅建設第３期について、３月の完成を予定している。
　昨年度に着工した第３期では、Ａ１およびＡ６棟を建て替えている。新棟はＲＣ造４階建て延べ３２５８・８０平方で、２ＤＫ２７戸、３ＤＫ８戸、４ＤＫ６戸の計４１戸を収容する。４月から入居を始める。