自由民主党富山県議会議員会(鹿熊正一会長)が4日に県庁で石井隆一知事らと行った19年度県予算に係る折衝の内容が明らかになった。
主要県単事業は156億8000万円で、うち土木部が112億5000万円、農林水産部が8億9000万円。2月補正予算を合わせた14カ月予算ベースでは、前年比5・4%増の175億7500万円となった。富山南警察署や中央農業高校寄宿舎集約棟の整備に着手する。
主な内容は次の通り。
▽(新)新・ものづくり産業未来戦略推進事業 250万円
▽建設業新分野進出等支援事業 1300万円
▽若者と女性が輝く建設業支援事業 460万円
▽水田農業生産振興対策事業 8億1000万円
▽(新)大規模施設園芸整備事業 9600万円
▽(新)畜産振興拠点施設整備事業 2億9100万円
▽(新)森林経営管理総合支援事業 2300万円
▽学校修繕 12億1000万円 県立高校空調整備含む
▽県立学校トイレ環境改善事業 6億9800万円
▽学校屋外運動施設の改修 1億7200万円
▽中央農業高校寄宿舎集約棟の改築工事 8億6000万円
▽(新)20世紀遺産・立山砂防の世界的価値発信事業 1300万円
▽(新)農業用水路安全対策調査普及事業 260万円
▽鳥獣被害防止総合対策事業 1億5300万円
▽地熱資源開発調査事業 12億円 掘削100〜1600メートル
▽(仮称)富山南警察署の整備 9億1300万円
▽駐在所・交番庁舎建設 1億円
▽警察施設補修 1億2600万円
▽万葉線安全対策事業 1億4800万円
▽安全・安心とやまの住まい耐震化促進事業 5000万円