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北陸工業新聞社
2019/02/05

【新潟】概算事業費は約20億/栃尾地域交流拠点施設整備/長岡市 

 長岡市は4日までに、「栃尾地域交流拠点施設(仮称)整備事業」に係る基本計画をまとめ、概算事業費として約20億円を見込んでいることを明らかにした。
 計画では、栃尾支所周辺の公共施設を集約し、丹佐工場跡地(敷地面積7700平方メートル)に栃尾市民会館や文化センターの機能を集約した複合施設(延べ床面積3800平方メートル)をデザインビルド方式(設計・施工一括発注)で整備するもの。
 新施設は、「多世代交流と憩いの場」、「市民活動と学びの場」をテーマに、アオーレ長岡と同様の全天候型半屋外空間(ミニナカドマ)・広場)を配置。そのほか、320席以上のホール、大会議室、和室、キッチンスタジオ、多目的室、音楽スタジオ、図書館、交流ルーム、ホワイエ、事務室などの機能を盛り込み、外構として駐車場(130台以上)、駐輪場、植栽などを設ける。
 事業スケジュールによると、19年度に事業者の公募・選定を行うとともに、用地を取得。土地はすでに長岡地域土地開発公社が取得しており、市は19年度当初予算案に約2億4000万円を計上(用地所得に係る債務負担行為は3月補正で設定)するほか、工事請負費については債務負担行為の設定のみ提案する。その後、19年度半ばから設計・施工を進め、22年度の供用開始を目指す。
 栃尾地域交流拠点施設整備調査等はURリンケージ(東京都中央区日本橋)が担当している。

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