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建通新聞社
2019/02/05

【大阪】堺市 19年度予算案 建設に594億投入

 堺市は、対前年度比9・6%(52億円)増となる投資的経費594億円を盛り込んだ2019年度当初予算案を発表した。投資的経費は大浜体育館の建て替え、原池公園の整備、原山公園の再整備により大幅に増加。この他、泉北ニュータウン駅前再編整備事業や百舌鳥古墳群ガイダンス施設等整備事業などを推進する内容だ。
 「大浜体育館建替整備運営事業」は、体育館建て替えと堺市の武道振興の拠点となる武道館の整備に19億円。「原池公園事業(野球場・運動公園)」は、高校野球やプロ野球2軍戦の公式戦などが開催できる野球場と、レクリエーション機能を充実させた運動公園の整備に43億円。「原山公園再整備運営事業」は、栂・美木多駅周辺のにぎわい創出や泉北ニュータウンの再生を目的とした原山公園活性化の再整備に24億円を計上した。
 「泉北ニュータウン駅前再編整備事業」は、泉ケ丘駅前周辺の歩行者通行対策や田園公園、美原公園などの再整備に向けた設計、泉ケ丘駅前の車両交通対策工事、栂・美木多駅前再編に向けた工事を実施するため、22億円を盛り込んだ。
 「百舌鳥古墳群ガイダンス施設等整備事業」は、イコモス勧告後に建設工事に着手。合わせてアクセス道路の用地取得を進める。関連事業費として11億円を配分する。
 新年度当初予算案に見る予算総額は7727億円(同3・9%増)。一般会計は4320億円(同3・3%増)で、うち普通建設事業費591億円(同9・2%増)。水道事業は258億円(同1・6%減)、下水道事業は584億円(前年同)となる。
提供:建通新聞社