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日本工業経済新聞社(群馬)
2019/02/04

【群馬】特定法面保護協会群馬県部会が技術研修会を開催

全国特定法面保護協会関東地方支部群馬県部会(設樂雅之幹事長)は1日、前橋市内の群馬県公社総合ビルで技術研修会を開催した。約80人が参加し、法面工事の施工・安全管理をテーマとした講演を県契約検査課の職員が実施。休憩を挟み、施工事例の発表や安全パトロールの結果報告なども行われた。
冒頭、設樂幹事長は「きょうの講演は、会社に持ち帰って共有してほしい。国土強靭化などの影響で期間限定で工事が増えることが見込まれるが、経験と知識を生かして強靭化に取り組んでほしい」とあいさつ。
続いて、来賓として訪れた同協会関東地方支部の長谷川泉支部長は「われわれが社会に貢献するにあたり、品質確保と安全性を高めることが求められている。業界に多くの課題があると思うが、安全に対する意識を持つことが一番大切になる」と話した。
講演は、県契約検査課の金井洋補佐が「法面工事の施工管理について」、同課の湯本利治工事専門検査員が「工事現場の安全管理について」をテーマに実施。受講者はメモを取りながら熱心に聴講した。
その後、2018年度の安全標語、施工写真コンテストも行われ安全標語の最優秀賞には「現場に落ちる危険の芽 みんなで拾ってゼロ災害」が選ばれた。
現場の体験・施工事例発表会は橋建設(高崎市)と日本植生栃木営業所(栃木県宇都宮市)が担当した現場について丁寧な解説を行い情報を共有した。