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建通新聞社四国
2019/02/01

【高知】高知県 10次・11次災害査定被害額88億

 高知県土木部は、昨年6月29日〜7月8日の梅雨前線豪雨・台風7号をはじめ、8〜9月に相次いで襲来した台風や豪雨による被害を受け実施した2018年第10次と第11次の災害査定の結果を明らかにした。県管理分は46カ所で決定額22億5051万円、市町村管理分は215カ所で65億4102万円となり、今後準備ができた箇所から順次発注する。
 第10次査定と第11次査定を合わせた決定額を発注機関別で見ると、県管理分では安芸土木事務所が10カ所で5億5360万円、中央東土木事務所が16カ所で13億7424万円、高知土木事務所が1カ所で5064万円、須崎土木事務所が2カ所で2776万円、幡多土木事務所が17カ所で2億4427万円。
 市町村管理分では、安芸市が52カ所で25億1320万円、須崎市が1カ所で1046万円、宿毛市が43カ所で18億3359万円、四万十市が12カ所で5334万円、香美市が16カ所で4億9216万円、奈半利町が1カ所で621万円、本山町が11カ所で1億5554万円、大豊町が13カ所で4億0175万円、土佐町が6カ所で6681万円、仁淀川町が2カ所で443万円、中土佐町が1カ所で1億3030万円、梼原町が1カ所で7580万円、津野町が1カ所で1億0249万円、四万十町が10カ所で8971万円、大月町が18カ所で2億6595万円、三原村が5カ所で3309万円、黒潮町が1カ所で171万円。
 1億円以上の決定額を受けた被害箇所は、中央東土木事務所の十市前浜海岸(南国市浜改田)、物部川二支奈良川(香南市香我美町奥西川)、物部川(香美市物部町仙頭他)。安芸市の観音橋(川北甲)、長川原橋(栃ノ木)、古井別役線(別役)、安芸ノ川線2カ所(安芸ノ川)。宿毛市の宇須々木川2カ所(宇須々木)、志沢尾川2カ所(大深浦)、藻津川(藻津)深瀬橋(橋上町奥奈路)。香美市の川ノ内線4号橋・5号橋(物部町神池)。大豊町の浦ノ谷線(立川下名)、中土佐町の押谷線(大野見萩中)、津野町の上岩土線(上岩土)。特に物部川では7億円を超える大規模な被害となった。


提供:建通新聞社