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　久米南町庁舎改修整備検討委員会は、老朽化している庁舎と、それに隣接する中央公民館を集約した複合施設の建設を計画している。２０１８年度末までに第３回検討会議を開き、中間答申書の作成や建設スケジュールなどの具体的な指針を決定する。
　１９７２年築の庁舎は鉄筋コンクリート造３階建て延べ１６３８平方�bの規模。雨漏りや空調機器の不具合、耐震基準を満たしていないなど多くの欠陥を抱えている現状で、今後発生するメンテナンス費用などを考慮すると、建て替えが妥当であると同委員会では判断した。また、隣接する75年築の中央公民館（鉄筋コンクリート造２階建て１３７３平方�b）も同じく老朽化に伴う雨漏りを引き起こしている。
　こうした状況から、公民館を解体した跡地に鉄骨造２〜３階建て延べ２６００平方�b（庁舎１６００平方�b、公民館６００平方�b、供用部分４００�b）の複合施設を建設する。完成後、既存庁舎を解体した跡地には駐車場などを整備する計画。
　今後、町民の意見を集約し委員会としての基本方針をまとめ、早期の事業化を図る見通しだ。
　総事業費は12億８３００万円と試算。１年８カ月間の工期を見込んでいる。

「提供:建通新聞社」