豊橋市は、吉田方地区市民館の大規模改造を計画しており、実施設計をアーチザン(豊橋市)で進めている。設計工期は3月25日まで。2019年度事業で本体工事の着手を見込む。
吉田方地区市民館は、鉄筋コンクリート造2階建て、改造対象の延べ床面積は953平方b。敷地面積は2329平方b。改造内容は、建築工事で内装と内部建具、屋上防水、外壁、外部建具の改修など。電気工事は、幹線、照明、コンセントなど。管工事は、給排水衛生、冷暖房、換気、ガスなど。
同市民館は82年に竣工した。建物全体の機能回復を目的に、老朽化する施設の長寿命化対策を行い、あらゆる世代の利用に即したハードの充実を図る。
市によると、現段階での概算工事費は建築で8800万円、電気が3000万円、機械が3200万円としているが、今回の設計で1月末日までに概算工事費を詰めていく。改修内容の詳細をまとめ、19年度事業に向け予算化を目指す。
各階の主な改造内容は、1階の第1和室を多目的室にする他、障害者便所を倉庫に、給湯室を多目的便所に改修する。2階は、第2和室を多目的室に、給湯室を授乳室に改修する。
同市民館の所在地は高洲町字高洲122ノ7。
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建通新聞社