トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2019/01/30

【新潟】県単公共事業費など24項目/県土木3団体が知事に要望 

 新潟県土木3団体(道路整備協会、河川協会、治水砂防協会)の代表が29日、県庁に花角英世知事を訪ね、県単公共事業費および公共土木施設の適正な維持管理費に係る予算確保など24項目に及ぶ19年度県予算に対する要望を行った。
 訪問したのは、道路の村山秀幸(上越市長)会長、河川の小池清彦(加茂市長)会長、治水砂防の小林則幸(出雲崎町長)会長。
 はじめに、村山会長が雪や災害に強い道路、生活道路の整備、道路インフラの老朽化対策、通学路の交通安全対策などを挙げ「県土の均衡ある発展を促進し、活力に満ちた地域づくりと安全で快適な県民生活を実現してほしい」と訴えた。続けて、小池会長は04年の7・13水害や11年の新潟・福島豪雨などの経験から「将来的に関屋分水規模のものをもう1つ掘削しないといけない。越後平野が濁流に飲み込まれる時が来る」と警鐘を鳴らし、小林会長は度重なる自然災害に触れ「未然の対策を改めてお願いしたい」と強調。花角知事は「最もな指摘。しっかり受け止め、防災・減災対策を一段と加速させていく」と応じた。
 主な要望は地域高規格道路調査費の確保、河川改修およびダム事業予算の確保、浸水想定区域図整備事業予算の確保、砂防事業予算の確保など。

hokuriku