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建通新聞社(中部)
2019/01/30

【愛知】県 155号春日井BP22年度着工へ

 愛知県建設部は、国道155号春日井バイパスの道路事業について、事業評価監視委員会から事業着手の了承を得た。2022年度の着工を目指し、設計や用地取得に着手する。
 国道155号は、常滑市と弥富市を結ぶ延長145`の主要幹線道路。第1次緊急輸送道路にも位置付けられている。このうち今回の対象区間は、国道19号との交差部を含む、小牧市大草西〜春日井市不二ガ丘1の2・9`。今回の事業区間内には主要渋滞箇所に位置付けられた春日井インター東交差点もあり、慢性的に混雑している。このため、バイパス整備を行うことにした。
 事業区間の延長2・9`のうち、国道19号より西側は一般部の幅員が23・2b、交差点部が44・2bの道路を整備する。国道19号より東側は一般部の幅員が25b、交差点部が41bの道路を整備する。完成4車線を計画しているが、暫定2車線の整備を行う。
 19〜21年度で調査・設計を進める。20年度から用地補償に着手し、着工は22年度を予定している。33年度の事業完了を目指す。
 総事業費は92億円を想定している。内訳は工事費が27億2000万円、用地補償費が60億8000万円、設計委託費などその他の費用が4億円。
 同線は、都市計画道路北尾張中央道として都市計画決定している路線で、今回の事業区間に接続する前後の区間はすでに整備済み。

提供:建通新聞社