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建通新聞社(中部)
2019/01/28

【岐阜】岐阜県内の幼・小・中の空調設置規模 約3000教室

 岐阜県内市町村の幼稚園や小学校、中学校へのエアコン設置で、特例交付金を待っている各自治体の状況をまとめた。文部科学省に特例交付金を申請しているのは、285校で、計約3000教室にエアコンを設置することになる。特例交付金事業については、各自治体とも今夏前までにエアコンを設置する方針で申請しており、設置工事の発注集中によってメーカーのエアコン本体不足や設置業者の確保が懸念される。
 県内の自治体で国の特例交付金を申請したのは、幼稚園が大垣市(7)、多治見市(4)、中津川市(5)、恵那市(2)、土岐市(5)、可児市(1)の計24園となっている。
 小学校は、大垣市(22)、高山市(18)、多治見市(12)、中津川市(18)、美濃市(5)、瑞浪市(7)、恵那市(14)、美濃加茂市(8)、土岐市(7)、飛騨市(5)、郡上市(20)、養老町(6)、垂井町(7)、関ケ原町(2)、揖斐川町(3)、坂祝町(1)、七宗町(2)、八百津町(2)、白川町(5)、東白川町(1)、養基組合(1)など計179校となっている。
 中学校は、高山市(11)、多治見市(8)、中津川市(12)、美濃市(2)、瑞浪市(2)、恵那市(8)、土岐市(6)、飛騨市(2)、郡上市(8)、垂井町(2)、関ケ原町(1)、揖斐川町(4)、池田町(1)、坂祝町(1)、七宗町(2)、八百津町(1)、白川町(3)、東白川村(1)などの計81校となり、義務教育学校が白川村の1校で総計285校となっている。
また、岐阜県では、県単独事業として、21の県立高校の普通教室、345教室にエアコンを設置する。これに関しては、全ての公告が済んでいる。
 岐阜県管設備工業協同組合(荒川晶一理事長)に話しを聞くと、「早期発注はもちろん、土日の工事だけではなく、平日の工事も必要」(荒川理事長)と話した。

提供:建通新聞社