国土交通省新丸山ダム工事事務所は、新ダム建設に伴って既設道路の県道大西瑞浪線と国道418号の付け替えを行う。このうち国道418号は整備が進んでいる。県道大西瑞浪線については、付け替えに向けた道路部の詳細設計を中日本建設コンサルタント(名古屋市中区)で進めており2018年度中にまとめる。工事の発注時期は現段階では未定だ。
現道は瑞浪市日吉町と八百津町潮南の境で木曽川に架かる五月橋に接続している。新ダム建設に伴いこの橋が水没するため、下流部に造る新五月橋(仮称)につながる道路を新設する。延長610b、全幅員5bの道路を予定。設計の中で現地を測量し、落石対策工や擁壁の規模などの詳細を決める。
新五月橋は、予備設計で橋長約210b、全幅員5bのアーチ橋とした。今後、別途発注する詳細設計で細かい内容を詰める。委託時期は未定。
既に整備が進む木曽川右岸にある国道418号付け替えは、八百津町を起点として、恵那市飯地町下洞の県道恵那八百津線を結ぶ区間が対象。現在、八百津町潮見の八百津町潮南出張所付近まで供用を開始しており、恵那市飯地町下洞の県道恵那八百津線までの延長約3・6`区間で工事を進めている。
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建通新聞社