日置市が進める吹上浜公園人工芝サッカー場(仮称)の整備は、2019年度から付帯工に入る。発注を計画しているのは、張芝や照明、レストハウスなど。既着手の造成工(1〜4工区)は8月ごろまでに終える見通しで、付帯工は各工区の進捗状況を見ながら発注する。概算事業費は5億3000万円。
建設地は吹上町中原。同公園陸上競技場北側の旧吹上浜キャンプ村隣接地(約3万2000u)に整備する。
規模は、メーンとなる人工芝サッカー場が2面で約1万7800u、人工芝フットサルコート(ウォーミングアップ場)は2面で約1800uを計画。人工芝は温度抑制チップで敷設する。駐車場は一般300台、大型バス専用10台分程度を設ける。
現在進める造成工(約2億円)は、4工区に分けて発注。1工区(サッカー場)を三窪建設・長野組JV、2工区(同)は寿産業が担当するほか、3工区(駐車場)はつばめ機動建設、4工区(沈砂池)は田之頭建設工業が施工している。
19年度の発注分は、張芝や照明(4基)、レストハウス(管理棟)、トイレ−など。工事費は19年度当初予算に計上される見通しで、「発注時期は造成の状況を見ながら詰めていきたい」(吹上支所教育振興課)としている。
設計(基本・実施設計)は大福コンサルタントが担当。20年4月の供用開始を目指す。