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北陸工業新聞社
2019/01/25

【福井】繁忙期乗り切りへ全力/県建設鉄工協同組合新年会盛大に 

 福井県建設鉄工協同組合(田崎説男理事長)の19年組合新年会は23日盛大に開催され、会員や来賓の計約60人が参加して新春を祝い、業界のさらなる発展へ決意を新たにした。会場は、福井市中央1丁目のユアーズホテルフクイで。
 まず田崎理事長が年頭あいさつ。「業界は景気拡大で繁忙期にあるが、建築鉄骨製作に必要な鋼材や資材の入手が極めて困難。人手も不足し、工期が守れない状況。昨年9月には全国でも最初に県や設計事務所などにその窮状打開を要望した。続いて上部団体の全構協が国に働きかけた。今後も活発に業界全体の発展へ邁進したい」などと力強く抱負を示した。
 来賓の西川一誠県知事、同組合顧問の山本文雄県議会議長と塩浜都広県建築業団体連合会長が同業界の社会的に重要な役割を強調して挨拶。乾杯は、木村憲一県建築設計監理協会理事長が発声し、祝宴に入った。
 各テーブルごと、ことし一年の健康と社業発展の抱負を語り合うなど、終始にこやかな雰囲気で懇親を深めた。中締めは、岩下春幸県鉄工業協同組合連合会長が務め、お礼の言葉を同組合の山田良和副理事長が述べた。
 新年会に先立ち行われた1月の全体会議では、総務委員会、技術委員会、認定部会、青年部会、および共同受注委員会の各代表者から、それぞれに活動を報告。「財政状況はほぼ堅調」(総務)、「玉掛受講者支援など積極化」(技術)、「定例研修会を活発化」(認定)などと情報共有。今後も全構協と歩調を合わせながら、県鉄工連や県建築連とも協働していく方針で、田崎理事長は「組合として新事業に挑戦していきたい」などと意欲を示し、会員一層の協力を呼び掛けた。

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