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北陸工業新聞社
2019/01/12

【福井】水道法改正を一層の信頼へ/管工事業3団体が2019年賀会開く/インフラ整備担い命の水とどけ/足腰強い経営で地域発展に貢献 

 福井県内の管工事業関連3団体が共催する毎年恒例の2019年賀会が10日盛大に開催された。会員企業の経営トップや幹部社員に、管材商社メーカーの役員らも合わせた約150人が集い、新春の門出を祝った。福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイで。
 福井県管工事業協同組合連合会、福井管工事業協同組合および福井県管工事設備工業協会の3団体を代表して冒頭、同連合会の冨田行雄会長が挨拶。福井国体の大成功や自然災害への対応力の必要性を改めて強調するなど昨年を振り返った。そのなかで業界に深く関わる水道法の改正対応について「新たに更新制が導入されるなど指定給水装置工事事業者として技術レベルを向上し、より一層の信頼へ出発点にしたい」と意欲的に語った。
 また民間のコンセッション方式による官民連携や労働人口の減少に伴う入管法改正などにも積極的に対応していく意向で「最新情報を得、他に遅れることなく万全な対応で。(この業界は)生活に欠かせない命の水を届け、地域インフラを担っていると自負。足腰の強い経営が地域の発展につながり、ともに汗を流し、会員一丸となって事業を推進していくよう、今後も日夜努力を続けていく」と抱負を示した。
 西川一誠県知事が来賓祝辞し「インフラ整備など生活環境の向上へ普段からご支援をいただき深く感謝し、今後も皆様と認識を共有しながら発展したい」などと述べた。東村新一福井市長(代理の谷澤正博企業管理者)や、山本文雄県議会議長らも国体で得た「やれば出来る」大きな財産を活かす姿勢を強調。祝電も多数披露された。
 宴に入り、祝賀ムードを一層盛り上げようとカンカン隊が登場。福井浜町芸妓組合の踊り手とともに3団体の青年部役員たちが、揃いのハッピで意気込みを示し、場内を練り歩いた。西川知事も飛び入りで隊列に加わり、壇上の演舞に華を添えた。中締めは、県建築士事務所協会の木下賀之会長が述べた。

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