福井県は、県内最大の工業団地「テクノポート福井」の産業用地の拡充に向け、19年度の分譲開始(第1期)を目標に、18年度末までに造成工事を発注の構えだ。
工事は2カ年で推進する予定。
UACJの南西側に広がる未利用地を産業用地に転用、段階的に造成し、企業立地の受け皿を拡充するのが狙い。全体で27ヘクタール程度の拡張を想定しており、まず1期として山南合成化学側の15ヘクタールを造成する。
1期分に関しては新年度中の分譲開始を目指しており、進出企業のニーズに柔軟に対応できるよう、セミオーダー方式を採用の方向。今年度はサンワコンに造成設計を委託したほか、年度末までには造成工事も発注する見通しだ。
なお、2期以降の事業化については、1期の分譲状況を見ながら判断するとしている。