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建通新聞社(中部)
2019/01/24

【愛知】名古屋市 夏ごろに公募 八事福祉会館民活建替

 名古屋市健康福祉局は、民間活力を導入して八事福祉会館を移転改築する。民間事業者の公募手続きは夏ごろにも開始する見込みだ。民間事業者の公募に先立ち、2019年度の早期に建設予定地の地質調査を委託する考え。
 現八事福祉会館は、昭和区八事本町100ノ14に所在。鉄筋コンクリート構造で延べ床面積は616平方b。現在は民有地の借地で、借地契約が21年11月までのため、市有地に移転改築する。
 移転先は、昭和区御器所1ノ6ノ1(地番)をはじめとする市有地で、全体面積は約559平方b。現在は荒畑第一駐車場として活用している。地下鉄鶴舞線荒畑駅出入り口から徒歩1分程度の立地。
 同市有地では、最大で5階建て規模の建物が建築可能なため、民間事業者のノウハウを導入して建物を建設してもらい、1〜2階に福祉会館機能が入るイメージを想定している。福祉会館部分の諸室構成と建築規模、施設構成、土地利用ゾーニングについて、基本設計レベルの検討は、地域計画建築研究所名古屋事務所(名古屋市中村区)が担当した。
 民間事業者決定後、設計・工事に入り、21年春ごろの移転完了を目指す。現施設は、解体撤去して更地で返還する予定。

提供:建通新聞社