日本工業経済新聞社(埼玉)
2019/01/23
【埼玉】県設備設計事務所協会が賀詞交歓会
埼玉県設備設計事務所協会(金子和已会長)は18日、さいたま共済会館で2019年新年賀詞交歓会を開き、来賓や多くの賛助会員らとともに今年1年の門出を祝った。
金子会長は告示15号の改正による新しい業務報酬基準について触れ「多くの市町村で最低制限価格がフリーの状態になっています。必要な福利厚生費、研修費が削られてしまうわけですから、若い人をなかなか育てられない。今年は何とか最低制限価格を設けてもらい、われわれが妥当な設計費で仕事ができるよう、他の団体と連携を取りながら進めていきたいと思っています」とあいさつ。
来賓の木下高志県議会議員は「積算を正しく理解してもらうためにも、なぜこの業界が厳しいのかをきちんと説明していただいて、その流れをみんなの力を持って変えていきたいと思っています」と祝辞を述べ、業界の声として協会からの情報発信の重要性を強調した。
その後は顧問で日本設備設計事務所協会副会長の服部幸二氏の発声で乾杯。参加者全員で親睦を深め、さらなる飛躍を誓い合った。