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　小松市は、江指町地内で計画する「市立松東みどり学園」の校舎整備について、基本設計から実施設計に移行して業務を進めている。今後、新年度からの着工を目指し、予算要求していく。
　松東みどり学園は、児童数の減少から松東地区の金野、西尾、波佐谷の３小学校を統合。昨年４月から波佐谷小学校を仮校舎として活用している。
　将来的に松東中学校に移転し、２１年４月に統合小学校と松東中学校を一体化した９年間の義務教育学校としてスタートする。これに伴い、小学部用の校舎活用に向け、同中学校の増築と改修を図る。
　計画によると、同中学校既存校舎の一部改修および校舎増築（２０００平方メートル程度）、その他付属建築物（自転車置き場など）を整備する。敷地面積は約２万平方メートル。解体や仮設校舎工事等を含む概算工事費は約９億円を想定。設計は浦建築研究所（金沢市）。
　１９年度から２０年度までの２カ年で校舎の工事や外構整備などを実施する予定だ。