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　高知県農業振興部は、佐川町中組の畜産試験場内で担い手育成牛舎を建設するため２０１９年度当初予算に工事費を要望している。順調に進めば７〜８月に一般競争を公告する。また同試験場内では南海トラフ地震対策として単雄種鶏舎と検定牛舎を建て替えるため設計を外注する予定。
　担い手育成牛舎の規模は鉄骨造平屋４９７平方�b。場内で今は使っていない畜舎を解体し跡地に最大30頭を収容できる牛舎を整備する。解体と建築を一括発注する見込み。19年度当初予算には工事費と監理委託費を合わせ２億９９２４万円を要望。設計は山口英治建築設計事務所（高知市）が担当している。
　また、鉄骨造平屋３６３平方�bの単雄種鶏舎と同造平屋３００平方�bの検定牛舎は、耐震性が不足しているため同じ場所で同規模の施設に建て替える。19年度に設計を進め、20年度に工事発注する予定。

提供：建通新聞社