徳島県は、内閣府の支援を受けて取り組みを進めている「県PPP/PFIプラットフォーム」で、2〜3月に開催予定の第3回セミナーに「県営新浜町団地建替事業」を題材にした官民対話の場を設ける計画だ。テーマや意見を求める内容については、16日に開催した第2回セミナーの場で事業概要と合わせて説明した=写真。次回セミナーで参加者が持ち寄った意見を基にワークショップ形式で官民対話等を実践することにしている。
同プラットフォームは、県内におけるより良いPPP/PFIを推進するため、県内企業や県・市町村等の団体が一堂に会し、知識・技術の習得や情報交換等を行う場を形成するもの。第1回セミナーでは、PPP/PFIに関する基礎的な知識の習得、第2回セミナーでは、より具体的なPPP/PFIの企画提案などを学んだ。
県は直近のPFI事業に県営新浜町団地建替事業を予定しており、同プラットフォームでは、同事業を題材とし地元企業を中心に県内自治体とも連携を図りながらより良いPFI形成を目指していく考えだ。また、同プラットフォームへの参画事業者についても希望があれば事務局の管財課施設最適化室で参画を受け付けることにしている。
提供:建通新聞社