さぬき市は、富田東地区、宮町地区の農業集落排水統廃合に伴う処理施設詳細設計と管路施設測量設計をサンエー設計(高松市)に委託して進めている。期間は3月1日まで。
両地区の農業集落排水処理施設を廃止し公共下水の大川西部浄化センターに統合する。それぞれ圧送管を約270bずつ敷設し大川西部浄化センターへ接続する。管の種類はポリエチレン管を想定している。工事は富田東地区が2020年度から約1カ年、宮町地区が21年度から約2カ年を予定している。
同市では、農業集落排水の富田東地区、宮町地区、大井地区、吉金地区を特定環境保全公共下水道富田処理区に、山下地区を特定環境保全公共下水道田面処理区に統合する計画で事業を進めており、残る大井地区、吉金地区、山下地区については処理施設廃止に向けた詳細設計と管路施設測量設計を19年度に外注する予定。大井地区、吉金地区は大川西部浄化センターへ、山下地区は大川東部浄化センターへそれぞれ接続する方針。
場所は富田東地区処理施設=写真=が大川町富田東895、宮町地区処理施設が大川町富田中50、大井地区処理施設が大川町富田西196、吉金地区が大川町富田西57ノ1、山下地区が大川町田面1378ノ1、大川西部浄化センターが大川町富田西字寺田地内、大川東部浄化センターが大川町富田西2792ノ2。
提供:建通新聞社