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建設経済新聞社
2019/01/18

【滋賀】大津・瀬田キャンパスに設置構想 「先端理工学部」2020年4月開設

 学校法人龍谷大学(理事長石上智康氏、京都市伏見区深草塚本町67)は、現在の理工学部(瀬田キャンパス/大津市瀬田大江町横谷1−5)を改組し、2020年4月、「先端理工学部」を開設する。設置構想中で、2019年4月、文部科学省へ設置届出予定。
 新たな施設設備の整備は▽STEM版コモンズ(2022年整備予定)▽創造的学生活動スペース「サテライト」(2020年整備予定)▽BYOD対応の学生自習設備「スポット」(2020年整備予定)−など。
 STEM版コモンズには、科学・技術・工学・数学を統合的に学修するSTEM教育の入り口の役割を担うスペースを整備する。簡易な3Dプリンタやレーザー加工機などの初心者でも比較的容易に扱うことのできる工作機械、電子回路設計などが可能な工作・計測機器などを設置。先端理工学部の専門的な設備利用の導入施設とする。また、コモンズ内にはカフェスペース等も併設し、学生が集いやすい環境を整備する。
 創造的学生活動スペース「サテライト」は、キャンパスのオープンエリアに、グループで利用可能な活動スペース(サテライト)を複数設置し、学生の自主活動を支援。また、サテライトは外からも見える造りで、活動状況を「可視化」し、学生同士がお互いを刺激し合える環境を整備する。
 BYOD対応の学生自習設備「スポット」は、先端理工学部では全ての学生がノートPC等のデバイスを所有し、授業などの学内諸活動に活用するため、学内各所にPCを操作するための、コンセント付きハイテーブルなど、ちょっとした自習スペース「スポット」を整備する。
 関西私大有数の無線LAN環境を整備済み。教室やSTEM版コモンズ、サテライト、スポットを無線環境でつなぐことで、いつでもどこでもアイデアを形にすることが可能となる。