本州四国連絡高速道路(JB本四高速)坂出管理センターは、坂出北スマートインターチェンジ(IC)測量業務の手続きに入った。1月29日まで参加申請書を提出し、2月5日期限で入札書の提出を受け付ける。開札は2月6日。納期は2019年5月31日。
坂出北スマートIC概略設計で決定したランプ2本と、坂出市の付け替え市道の線形を基に路線の縦断測量を行う。同概略設計は18年6月28日の契約(変更契約・同11月30日)で昭和エンジニアリング(大阪市中央区)が担当。変更契約により19年1月31日までの納期と、追加を含む契約額に変更した。
坂出管理センターでは、当初、測量と設計業務(坂出北スマートIC詳細設計、橋梁下部工・詳細設計、橋梁上部工・基本設計、付帯工設計、電気通信施設基本設計、工事発注用図面作成と工事数量算出)などの坂出北スマートIC実施設計業務を昨年11月30日に公告したが、参加表明がなく中止。このため設計条件を見直して、測量業務を分離し早めに外注した。実施設計業務は3月に開札できるよう公告準備を進め、19年度早々の契約を目指す。
橋梁上部工などの詳細設計は施工計画上に盛ることを検討している。
坂出北スマートICは、現IC(坂出市西大浜北)をハーフIC(本州方面乗り降り限定)から四国方面の乗り降りが可能になるフルICとして整備する。19年度から工事着手し24年度の供用開始を目指す。
計画によると、四国方面への上下ランプ新設と本州方面上りランプの移設を行う。料金所施設は既存施設を利用する。建設費は概算で約30億円を見込む。
提供:建通新聞社