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建通新聞社(神奈川)
2019/01/21

【神奈川】UR都市機構 再生事業着手団地に浜見平第4期

 UR都市機構は、浜見平団地第4期として、既存の15棟550戸を対象とした全面建て替えを行うことになった。「再生事業等着手団地」の2018年度第5次分として位置付けているもの。居住者向け説明などを経て計画を具体化させる方針だ。
 浜見平団地(茅ケ崎市浜見平6ノ2他)は、建て替え前の管理戸数が3407戸で敷地面積20fを超える大型団地。管理を開始したのは1964年度。URの賃貸住宅ストック再生・再編方針(2007年12月策定)で「団地再生(全面建替)」を行う団地に位置付けられ、段階的に建て替えが行われてきた。
 05年3月に開始した建て替え事業の第1期で521戸を建設。現在、第2期(建て替え後戸数349戸)、第3期(同543戸)を事業展開している段階にある。
 再生事業等着手団地となった第4期は、敷地北西部の3f程度が対象となる。現地には、鉄筋コンクリート造5階建ての住棟(階段室型)が15棟ある。型式別の戸数は2DK340戸(住戸専用床面積41〜43平方b)、3K210戸(同45平方b)。
 UR東日本賃貸住宅本部では現在、同団地の再生事業を検討する業務をURリンケージ(東京都中央区)に委託して進めている。19年3月31日を期限として、団地の現況や再生に向けた条件整理、土地利用計画・建設計画・供給処理施設計画の検討、概算事業費の算定、地域医療福祉拠点化の検討などを行っている。

提供:建通新聞社