鹿児島市は、大明丘住宅の建て替え事業を進めている。市営住宅条例一部改正の件が2018年第4回定例市議会で可決。既存住宅30戸の廃止が認められたことから、解体に着手することが可能となった。跡地には最後の6棟目となる16号棟(39戸)を整備する。
全体計画をみると、場所は大明丘3丁目。昭和40年代前半に整備した1棟30戸(RC造5階建て)の計9棟270戸を順次解体整地したあと、敷地に余裕を持たせ、高層化した6棟198戸を機能的に配置する。
これまで、4棟が入居済み。5棟目の15号棟(7階一部5階建て33戸)が完成。残りが16号棟のみ。今後、8号棟の解体設計、取り壊し、本体設計と段階を踏み、住棟の整備に入りたい考え。
なお、三和住宅は、既存の9号棟(20戸)と11号棟(同)の解体に着手したが、28号棟(24戸)と29号棟(35戸)の計画は未定となっている。