香川県は「太陽光発電施設の設置等に関するガイドライン(仮称)案」をまとめた。1月16日までの意見聴取を踏まえて19年3月までに最終決定し4月から運用する。同ガイドライン案は太陽光発電事業者が事業実施に当たり、事前に災害発生のリスクや地域への影響などを適切に把握し、地域の理解を得つつ太陽光発電施設を適正に配置・管理し、地域との共生事業を目指す狙い。
対象は出力50`h以上の太陽光発電施設(建築物に設置されるものを除く)。国の電気事業者による、再生可能エネルギーの調達に関する特別措置法(FIT法)に基づく、事業計画の認定申請の前に、県が独自に事業計画書の提出を求め、計画書受理後に事業者に住民説明会の開催や、住民からの意見と対応などを記載した「説明会等実施状況報告書」の提出を求める。
また、事業者が事業廃止の際に速やかに設備廃棄予定や廃止理由などを記載した「事業廃止届」を県に提出するよう、指導する。
提供:建通新聞社