加賀市は、作見町地内「加賀温泉駅都市施設建設事業設計業務」に関する公募型プロポーザルについて、8JVから参加申し込みを受け付けた。今後、書類審査を経て2月18日の審査委員会(委員長・山下正純加賀市副市長)で公開プレゼンテーション・ヒアリングを実施する。
同プロポーザル競技には、所在地が県内かつ市内と市外の設計業者2〜3社による共同企業体(JV)8者が参加を表明。市は現在、技術提案書を18日まで受け付けている。2月12日に開催予定の第2回審査委で書類審査を行い、同18日の第3回審査委で各企業体が順次プランを発表する。
北陸新幹線駅舎については、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が事業主体となるが、駅の都市施設は市が整備する。
今回の委託内容は、駅前広場内の屋根施設(待合所、600平方メートル程度)、歩行者用通路(待合所、公共用歩廊、2300平方メートル程度)、高架下都市施設(待合室、観光案内所など、1600平方メートル程度)、地下自由通路改修および連絡通路新築(200平方メートル程度)に伴う基本・実施設計。契約限度額は5000万円(税込み)。委託期間は20年3月31日まで。
技術提案のテーマとして▽市民と観光客との交流が生まれる駅前広場内屋根施設および歩行者用通路の提案▽加賀市の魅力を十分に伝えられる観光交流施設の提案―を設定している。