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　岡山市は９日、２０１９年度当初予算要求額を発表した。一般会計は18年度当初予算比５・１％増の３３３２億７６００万円、特別会計は同２・６％増の１８３５億３４００万円、事業会計は同７％増の７６５億７３００万円。今後、国の予算や地方財政対策などの状況を踏まえ、政策的経費を中心に十分な検討を行い、２月に当初予算案を発表、同月中旬に議会に上程する。
　主な要求額は、路面電車の岡山駅前広場への乗り入れに関する基本設計、既存施設の補修費用に対する補助などに１億６６５２万円、桃太郎線ＬＲＴ化整備計画（供用軌道区間など）の作成費など６３００万円、岡山芸術創造劇場（仮称）の保留床取得費など20億９０８８万円、南部適応指導教室整備事業（平福コミュ二ティハウスとの複合化のための用地購入・実施設計）５３２９万円、公民館整備・耐震化事業として、上道公民館を上道地域センターとの複合化による移転整備のための用地購入・実施設計（22年度開館予定）・公民館分館10館の耐震改修工事などに２億９５００万円、農林水産業施設等の復旧・防災力強化として、三挺堰・明星堰・中井手堰補助災害復旧事業、牧山クラインガルテン復旧事業、旭川合同用水老朽化対策などに７億１１０１万円、本庁舎等整備基本計画策定事業（庁舎・周辺施設整備、周辺交通影響の基礎調査など）に２７００万円、中消防署旭東出張所移転新築（建築費）・南消防署移転新築（用地購入・基本設計・実施設計など）に８億６１５９万円。

「提供:建通新聞社」