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建通新聞社
2019/01/11

【大阪】淀川左岸2期初弾本体工 鴻池らJVが1位

 大阪市は、阪神高速道路会社との合併施行方式により整備する「淀川左岸線2期事業」について、同事業初弾となるトンネル本体工の一般競争入札(WTO対象)を実施。鴻池・あおみ・久本JVを評価順位1位とした。入札額は93億3850万円だった。
 施工場所は大阪市福島区海老江3〜6丁目で、国道2号からJR神戸線までの延長約800b区間。このうち本線躯体として延長720bを整備する。工期は2024年3月29日まで。
 同区間の設計はエイト日本技術開発(大阪市淀川区)が担当した。
 2期区間は、大阪市此花区高見1丁目〜北区豊崎6丁目までの全体延長約4・3`。淀川堤防と一体型の本体地下構造4車線、幅員22bとなる。全区間本体は開削トンネルで施工する。道路上面は歩行者専用道路や緑地を整備し、環境や景観に配慮する。
 今回の施工区間の続きについても、エイト日本技術開発が設計を担当している。対象区間は、阪神高速池田線以東のJR神戸線〜阪急電鉄間の延長約1400b。同区間の工事の着手時期は未定だ。
 市では、これ以東についても、いくつかの区間に分けて順次設計を委託していく計画。JRや阪急電鉄の線路と交差する部分については、鉄道事業者と協議して委託方法を決定する。
提供:建通新聞社