美濃加茂市未来のまちづくり委員会(海道清信委員長)は、新庁舎建設地を美濃太田駅周辺とすることを決定した。1月の委員会を経て、2月に市長へ答申する。
交通の便に優れていることはもとより、今後、美濃加茂市はコンパクトシティー化として、公共施設や医療・福祉施設、商業施設の集約を図る考えがある。そこで同駅周辺に市役所庁舎を建設することも、機能集約につながるなどの理由で選ばれた。
市は美濃太田駅周辺の大手町公園の約7700平方bと、商業ビルの約1700平方bを所有している。
新庁舎の想定規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ8800平方b。敷地面積1万平方b(新庁舎7500平方bと駐車場など2500平方b)としている。
現庁舎は本館と西館に分かれており、本館は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ3494平方b。西館は鉄筋コンクリート造5階建て延べ1671平方b。老朽化や狭隘(きょうあい)化などから建て替えることになった。
所在地は太田町3431ノ1。
委員会は、1月に第5回を開き、中間答申を決定する。2月に市長に提出する。2019年度は新庁舎の整備手法・規模・機能などについて審議し、10月に最終答申する。これを基に市が20年3月に新庁舎整備基本計画を完成させる。24年度から新庁舎供用を開始する予定。
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建通新聞社