ライオン(本社・東京都墨田区本所1ノ3ノ7、濱逸夫社長)は12月26日、100%子会社のライオンケミカルオレオケミカル事業所(坂出市番の州町)の敷地内に新ハミガキ工場を建設する、と発表した。
計画によると、坂出市番の州町22ノ1のオレオケミカル事業所の17・5万平方b内に、投資額約350〜400億円を投じ、新たに建築面積1万8000平方b規模のハミガキ(剤)工場を建設する。年間生産能力は約1・3億本。これにより、同能力は現状の小田原工場と明石工場の2拠点、約2億本から、3拠点で約3・3億本に拡大する。
設計・施工者ともに未定。同社では、今後、2019年上期(1〜6月)に工場に着工したいとしている。稼働開始予定は21年中。
新工場は、今後さらに拡大が見込まれる国内外のハミガキ需要に対応し、安定した生産供給体制を確立するため、建設に向け踏み切った。
提供:建通新聞社